嘘か真かわかりません。

でももしも時を同じくしてゴキンでメルトモがいたならば私の話を読んで「あ、知ってるその人」と心当たりがあるかもしれません。

おそらく彼は地域など関係なくしてメルトモが存在していたと思うので。


彼は入院患者なのでした。

治らない病気で、でもメールは出来る環境だったらしくマメに必ずメールをくれたのが私はとてもうれしかったのでした。

毎日毎日会社と家の往復で出会いもない単調な退屈な日々。

これを打破したくてネットを駆使している人が殆どじゃないかと思い込んでいる私ですが。

打破する手段は多々あるでしょうけど、やっぱり独身となると「出会い」ですね。

独身でなくても「出会い」だと思いますけど。


全くメールの知識の無い私に色々教えてくれたのがこの彼だったのでした。

今となっては普通に文字を打ち込むだけですが、当時はやはり壁紙飾ったり文字装飾したりと懲りましたね。

そういうのが楽しかった時期です。

一番純粋に「メール」というものを活用していたと思います。

ああ、懐かしい・・・。


この彼とは結果一度だけ電話で話しすることにもなりました。

どうしてもメール機能の使い方が解らなくて質問したところ「電話するように」との指令が出て、また私もアホのように素直にドキドキときめきながら電話したんですね、わざわざ。

今の私ではありえません・・・。


電話の内容は覚えてないんですね。

ただ、やっぱり地方の訛りがあるなあ、とか思ったくらいですね。

声のトーンとかは私は悪いけどあまり好きじゃなかったと思う。


しかしやがて彼とのメールも途絶えがちになってしまいます。


思うんですけど、やっぱり寂しい時期にメルトモが欲しいって私は当時純粋にそれだけの目的でいたんですけど相手はそういうつもりはないわけで。

だから、もひとり残ったメルトモと実際会うことになってからはネットだけの付き合いは徐々に追いやられてしまったのです。

なぜ、もひとりのメルトモと会うことになったのか流れが思い出せないんですが、この彼は地元のメンズだったので気軽に会うことになってしまったんですね。

そんなに毎日毎日メールくれたわけでもないんですが、数日あいてメールが来たときには必ず「仕事で忙しかった」とかいう事情が説明されてあったので、それが嘘か真かおいといてオンナとしては嬉しいものですよ。


だからこれを読んでいるメンズ、毎日メールしたいわけじゃないけどキープしときたいメルトモにはきちんとアフターケアを怠らずにメールしましょう。

そんなわけで地方のメルトモより地元のメンズと私は都合良く移行していったわけです。