このサークルで唯一肉体関係を持ったのがこのメンズでした。
この彼と何故そのような関係になったかというと先に書いた出雲の君との別れで私はしょんぼりしてしまっていた時期だったのです。


サークルって友達がんがん増やしていくタイプと水面下で頑張るタイプがあると思うのですが、私はできれば両方頑張りたいですが人間関係が不器用だったりするのでそれなら水面下で彼氏ゲット出来たほうが嬉しいなあと自分の方向性を徐々に固めつつある頃でした。
このメンズは出雲の君と仲良しでして。
それにくわえサークルでも古株のほうらしくサークル内では有名人ぽかったですねえ。
私は冷静に考えればあまり気のあうタイプではなかったです。
ただ一緒にいれば寂しくはないな、というタイプの彼でした。

その彼と何度かイベントでも顔を合わせるようになり何故だかイベント帰りに車で送ってもらうことになったのです。


そして何故か車の中でキスしたり、もすこしそれ以上のことをチラリとしました。
今思うとあんまり記憶にないくらいのどーでもよい関係なのですが。
でも最後までエッチしたのはやはりホテルだったのですが。
ところが何がどうなってホテルに行ったのか覚えてないんですよ。
でも結果的に二回ホテルに行った事だけは覚えています。

彼はひとつ年下の男の子でした。
家業のお店を手伝っていたのです。
私が知っていたのはそれくらいの情報です。
なんですが長いこと彼が居なかったのも手伝ったのか何となくステディな関係になりましたが勿論サークル内では秘密のつもりでした。

初めてホテルに行ったときのことでしたが、私は物凄く印象に残ったことがありました。
それは彼が所謂「ナメ上手」だったことですね。
物凄くびっくりしました。
エロブログみたいですが、これが重要なポイントなので。


セックスというのは確かに相性があると思いますが、彼のテクはおそらくサオ師に匹敵するのではないかと。
というのは今にして思えば私と彼は相性なんか無かったと思うからです。
それなのに私が感動するくらいのテクということはやはり上手かったのだと思います。

しかしそれにはワケがあったのでした。
まあ最後までエッチ終了しますよね。
まあ普通に普通に・・・・。
すると彼が泣き出したのです!
泣くんですよ?オトコノヒトが!私の上で!泣いたんですよ現実に??


「泣くほど私のコト、好きだったのか・・・!」


かなりイタイですがマジです。
オンナが泣いたら初めてだったのかも、という可能性もありますがよほど若くない限りそれもないでしょうし。
マジで私はそう思ったのでしたが彼の涙のワケは全く別次元にあり、私は自分の自惚れの強さに自己嫌悪しましたが、まあワケは次のとおりです。


以前、付き合っていた彼女がその頃勤めていた職場の事務員さんだった。
そこには他にも沢山人が出入りしていて、その中のひとりと不倫していた。
だけどそれは自分は全く知らなくて何故それが解かったかというと彼女とエッチしててその最中に彼女が不倫の君の名前を言ったと。
それがショックで彼はタタナクなってしまったといいます。


これ多分男性しか理解できないショックなんでしょうねえ。
私はいまだに「ほんとかよ?その話が事実だとは信じれるけれど、それが原因で不能になったことまでは信じられない」と思ってます。
でも真実・・・。


その後このメンズは、まあ明るい子なので彼女は次から次へと出来るんですがどうしても不能で長年エッチが出来ず(でも自家発電は出来るんだそうです。不思議だ・・・)数年ぶりに最後まで全うできたのが私だったと。
聞くところによるとやはり最後までエッチが出来ないのでそれ以外で彼女たちを満足させねばならないなしく、それで上達したのだろうなあと簡単に推測できたわけなんですが。


結局別れてしまいました。
彼の仕事が忙しくなったのでという理由でしたが、今にして思うと私は「彼の不能を治すだけの役割」だったのではないかと。
いや、そうでも思わなければオチがつかないんですよ。
でも何がそんなに良かったのかなあ?と振り返ってもみても自分では全く思い当たらないんですね。
ただ彼が勝手に思い込んでいるのですが「私が優しく彼を導いてくれたからデキた」と。
こう書いたらミもフタもないですがただベッドの上で舐められまくっていただけなんですけどねえ・・・?